私たちのこだわり


社長 林泰三のこだわり

 そこまでやるのか!ユーノスロードスター専門店

<私の想い>

この素晴らしい車を一緒に残していきたい

  

 ユーノスロードスターが生まれたのは僕がまだ5歳の頃です。

 

ユーノスロードスター専門店を立ち上げた前社長(現会長)は、この車に特別な想いがありました。

 

リアルタイムでその魅力を知らなかった私ですが、社長を引き継ぎNAに深く関われば関わるほど、本当にすごい車だと心から思うようになってきました。

 

今ではこの素晴らしい車を、私たちだけの力ではなく、ファンのみなさんとも一緒にこの世界に残していくことが使命だと思っています。

 

だから、ただ綺麗にしませんか、直しませんか、買いませんか、ではなく「一緒にこの素晴らしい車を、この世界に残していきませんか」と伝えていきたいです。

 

私たちはNAの買取も行っています。

 

そして本当にたくさんの方から買取の依頼をいただいています。

 

ではなぜわざわざ石川県の私たちにNAの買取を依頼するのか?私たちが少しでも高く買い取ってくれるからでしょうか?そうではありません。

 

私たちが大切に乗り継いでくれる次のオーナーへと、依頼された方の想いも込めて繋げていることを理解してくださっているからです。

 

私たちはNAを造っています

 

NAはもう生産されていません。新車で購入することはできない車です。市場で流通している台数は年々、減少傾向にあります。そしてわずかながら流通しているNAは決して状態が良いものばかりではありません。

 

だからこそ私たちのチームは車を売っているという気持ちではなくなりました。

私たちのチームはNAを造っているのです。

新しいものを生みだしています。

 

私たちのチームは誰もが仕事を心から楽しんでいます。

NAを造り、NAをこの世界に残していく仕事に、やりがいと喜びを感じています。

 

チームを変えたものとは

 

私はNAを造ることに関しては、チームメンバーを信頼しすべてを任せています。

 

もちろん、どうすればよいか迷うような場面では、私がその判断を行います。

そんな時でも基本的にはメンバーが「納得できる仕事ができる」方を選択します。

 

お客さまに絶対喜んでもらえる自信がチームには常にあります。

 

私がユーノスロードスター専門店をやっていてうれしかったことは、チームメンバーの意識が変わっていったことです。関わるすべてのスタッフが、年齢や経験などにも関係なく変わりました。

 

人はいくつになっても仕事を通して成長し、目を輝かせることができるのだと知りました。

 

変えてくれたのは、スタッフの一人ひとりにまでお客さまが与えてくれた、感動の言葉と心からの笑顔です。

 

ユーノスロードスター専門店では、自信を持ってお奨めするパッケージ販売はもちろん、これから全国のNAのオーナーの方々との繋がりを深めていきたいと考えています。すでにオーナーから全塗装や修理の依頼もいただくようになりました。

 

私たちはこれから「この素晴らしい車を残していく」ことを事業目的の中核に置き、絶対にどこにも負けない「ユーノスロードスター専門店」としてのプライドを守り続けていきます。

 

代表取締役社長 林泰三


一級塗装士南島正久のこだわり

 そこまでやるのか!ユーノスロードスター専門店

<私の想い>

 

18歳から30年 それしかできないんで

 

 16からバイクに乗りはじめました。その頃からスピード出すよりも、いじっている方が好きでしたね。改造したり、色塗ったり。学校を卒業したらすぐに自動車に関わる仕事をしたくて、この世界に入りました。やってみたら塗装の仕事はすごく楽しかった。

 

 でも塗装は職人の世界。水かけられたり、ほうきでたたかれたり。まだそんな時代でした。5年たってやっと自分で満足できるシゴトができるようになって24歳で結婚しました。

 

 18歳から30年 今もそれしかできないんで。

 

 塗装の仕事の楽しさは、綺麗なものを作れるということ。そして、お客さんが驚き、喜んでくれる顔がいつも思い浮かぶこと。

 

 一度、NAの納車に同行させてもらったことがあります。僕たちのNAに、まるで子供のようにキラキラした目で、駆け寄ってくれたお客さんの笑顔が忘れられません。

 

 

そこまでふつうはしないをやってます。

 

 

 見学会に来てくれたお客さんの驚いた顔も忘れられません。

「こんなにバラバラにして塗装するの?」って。

 

 僕たちのNAは何もないタイヤだけついている状態から塗装に入ります。塗装だけでも3倍以上の時間を掛けてます。

 

今の塗装はむずかしくて何層にもなっています。それを一つ一つ丁寧にクリアしていかないといけない。

 

色でむずかしいのは、メタリック系ですね。あらやむらが目立ちやすい。塗装したあとに、離れて見るとよくわかるものなんです。近くで見ていてもわからないときがある。

 

濃い色は配色やりやすいですが、メタリックはあせやすいので。

 

 仕上げは鏡面加工。徹底的に磨き込みます。そこまでふつうはしないってところまで磨き込んでます。ユーノスロードスター専門店はスタッフ全員で「そこまではふつうはしないだろう」をやってます。

 

 僕の担当なら見えないところ、例えば錆びてしまったエンジンや、ダッシュボードも傷を補修して塗装します。オリジナルはもう手に入らないので。

 

 実は塗装の技術そのものよりも、そこまでの準備に、うまい人と下手な人の差が出ると僕は思ってます。傷んでいる塗装を補修して、小さなへこみも修復して、ひとつひとつ、塗装をはじめる前の下地づくりをやってます。

 

10日間の塗装工程中、9日間は実は下地づくりなんです。そこまではふつうはしません。「何のためにそこまで」と他の人は思うかもしれません。きっと分からないと思います。

 

でもNAが本当に好きな人が、僕たちのNAを見れば、その理由がきっと分かってくれると思っています。

 

 

 南島 正久 (一級塗装士)

 

 

天気のいい休日に家族でバーベキューをするのが何よりの楽しみ。三人娘のよき父親。

 

 


スタッフ田中千弓のこだわり

 そこまでやるのか!ユーノスロードスター専門店

<私の想い>

 

ユーノスロードスター専門店は私たちチームにとって特別な存在です

 

私はユーノスロードスター専門店を運営するキスモ株式会社の中で最も若い社員です。周りの人たちに支えられながら、私は私の中の好奇心と、スピード感を活かして、楽しく働かせていただいています。

 

私は保険を主業務として、今はインターネット関係、情報システムの管理、ニュースレターの発行などの広報・広告の仕事も行わせていただいています。

 

またシールを貼ったり、オーディオのセッティングをしたりと、本当に小さな仕事ですが、ロードスター作りのお手伝いをさせていただくこともあります。

 

ところでホームページでも紹介させていただいた「クラフトマン洲崎の想い」は読んでいただけましたでしょうか?

 

「車やお客さまを大切にしたい」という素直な想いに、我々社員も涙が出そうになりました。みんな気持ちは同じだからです。

 

ちなみにいつもの洲崎さんは、言葉はぶっきらぼうで、適当なことを言って笑わせてくれたりしていますが、本当はいつも人のことを考えている芯のある優しい人間です。

 

ロードスター専門店には全国からお問い合わせがあります。いつも感じるのは連絡をくださるお客さまは、本当にロードスターを愛していらっしゃるんだなということです。

 

だからこそ、これからも1台1台を大切に、多くのお客さまに喜んで頂けたら嬉しいなと思っています。

最近では電話でロードスターに関するお問い合わせをいただくことも多くなってきました。また地元の人からも相談を受ける機会が多くなってきました。たくさんの方からユーノスロードスター専門店なら大丈夫だ、と信頼していただけるようになりました。

 

ゆくゆくは私たちのチームで生みだしたユーノスロードスターを、全世界に向けて販売できる日が来ることを夢見ています。

 

これからもユーノスロードスター専門店をどうぞよろしくお願いします。

 

 

 田中 千弓

 

 千弓(ちゆみ)という名前は江戸幕府2代目将軍徳川秀忠の娘、千姫のように弓矢のごとく困難に立ち向かってほしいという願いが込められているそう。まさに弓矢のようなスピード感で仕事に取り組んでくれている。趣味は旅行。コロナ以前は3日あれば一人旅に出かけていた。

 


スタッフ上村悟のこだわり

 そこまでやるのか!ユーノスロードスター専門店

<私の想い>

私の人生においてユーノスロードスターには楽しい思い出しかありません。

 

 1989年9月。ユーノスロードスターが発売されました。

 

 その時、私は30歳でホテルマンを辞め、ユーノス石川の店長を任せていただくことになりました。

 私の車屋としての人生は、ユーノスロードスターとの出会いから始まったのです。

 

 当時、ライトウェイトスポーツカーで、1600㏄、オープンカーという車は他にはありませんでした。当時のユーノスロードスターの人気は「凄かった」の一言です。

 

 1トンを切る軽量なオープンカーで、前後の対比が50:50、値段も抑えられていてセリカなどと比較しても魅力的な車でした。マツダにとってもユーノスロードスターはまさに挑戦だったのではないでしょうか?

 

 当時、ユーノスロードスターは若い人に人気がありました。お客さまの笑顔と共に、何台もロードスターを連ねて行ったツーリングは忘れられない思い出です。

 

 ユーノス石川の店長として勤めた5年間は本当に楽しい思い出しかありません。

 

 ユーノスロードスター専門店を運営するキスモ株式会社は、地域に根ざし、地域の車社会のお役に立ちたい、そんな思いで1994年に創設した会社です。私はその創業メンバーとして参加させていただきました。おかげさまでその後、キスモは法人を中心に、地域で大きな信頼を寄せていただくまでに成長しました。

 

 そして、その後、2014年からスタートしたのが「ユーノスロードスター専門店」の立ち上げプロジェクトでした。林隆信会長をはじめ、ユーノス経験者を含め8名のメンバーで立ち上げました。

 

 石川県だけでなく、今度は全国をターゲットにした新たなチャレンジでしたが、プロジェクトの話を聞いた時に私は「ぜひ参加したい」と思いました。

 

 ユーノスロードスターのお客さまの笑顔を、また見ることができるにちがいない。そんな思いでした。そして、その通りの幸せを、私たちユーノスロードスター専門店に関わるすべてのスタッフに与えてくれました。

 

 納車に立ち会わせていただくのですが、そのときのお客さまはみな笑顔しかありません。みんなよく笑って、たくさん喜んでいただきます。

 

 私も年を重ねてしまいましたが、当時、ユーノスロードスターに魅了された若者達も同じように年を重ねられました。子育ても終わり、仕事ばかりの人生も終わりにして、再びユーノスロードスターへと帰ってこられた方がいらっしゃいます。また当時は夢を果たせなかった方が、30年の時を経てオーナーとしての夢を叶えられる方もいらっしゃいます。

 

 反対にユーノスロードスターに今、魅了される20代のお客さまもいらっしゃいます。

 

 ユーノスロードスターには楽しい思い出しかありません。あの頃も。そして今も。

 

 多くは語りませんがユーノスロードスターは、あなたの人生を変えることができます。それを、教えてくれたのはユーノスロードスター専門店のお客さまでした。

 

 

 上村  悟

 

新車のユーノスロードスターを販売してきたひとりとして、オリジナルの状態を知り尽くす。「パワーウィンドが遅いのは実は仕様なんです」と教えてくれる。趣味はゴルフ。歳とともにスコアが落ちてくるのが悩み。